どうもさっさんです^^
以前から配信やボイスチャットに使える色々なマイクを紹介してきたんですが、今回も気になる製品があったので買ってみました。
ということで今回は『RODE NT-USB』をレビューしていきます。
- 1.『RODE NT-USB』とは?
- 2.『RODE NT-USB』開封の儀
- 3.マイクと三脚を取り付けてみる
- 4.PCで使ってみた感想
- 5.RODE NT-USBをPS4で使えるか検証
- 6.マイクアームを使うとさらに便利になります
1.『RODE NT-USB』とは?
RODEは高品質なコンデンサーマイクを手掛けるオーストラリアのメーカーで、ビデオカメラ用のマイクも非常に人気が高いです。
ご存知の方も多いとは思いますが、一般的なコンデンサーマイクはオーディオインターフェースと組み合わせなければ使用することはできません。
しかし、このRODE NT-USBは名前で分かる通りUSB接続で使用することが可能になっています。
USBで使用できるということはオーディオインターフェースを用意する必要がなくなるのはもちろん、特別なソフトやドライバをインストールする必要がなく、PCに詳しくない方でも簡単に使い始めることができます。
一般的な電気屋で販売されている安価なスタンドマイクなどに比べるとかなり高価ですが、音質も比べ物にならないくらい高音質になります。
スペック
製品名 | RODE NT-USB |
---|---|
製品画像 | ![]() |
指向特性 | 単一指向性(カーディオイド) |
A/D コンバーター | 16bit 48kHz |
周波数帯域 | 20Hz~20kHz |
ダイナミックレンジ | 96dB |
電源 | USB 5VDC |
重量 | 520g |
2.『RODE NT-USB』開封の儀
▼外箱はこんな感じです。
▼箱を開けると丁寧に梱包されていました。
▼中身を取り出し並べてみます。
内容物一覧
- RODE NT-USB本体
- ポップガード
- 三脚マウント
- マイククリップ/マウントリング
- USB端子カバー
- USBケーブル(6m)
- 取扱説明書
- RODE製品付属のカード
- マイクポーチ
マイク本体を詳しく見ていきます。
▼RODE NT-USB前面
▼RODE NT-USB背面
▼RODE NT-USB側面
ここにヘッドホンを接続することが可能で、自分の声をリアルタイムモニターしたり、PCの出力音声を聞くこともできます。
上のダイヤルでヘッドホンへ出力する音量調整と、リアルタイムモニターとPC音のバランス調整が可能です。
▼ポップガードは布製ではなくプラスチック製です。
▼裏面はこんな感じです。
他の製品はポップガードが付いてこないのもがほとんどなので、マイクに付いてくるのは非常に良心的だと思います。
▼三脚が付属しているためデスクなどに置いて使用できます。
写真で見ると割と高級感がありますが、実物はプラスチック製でちょっと安っぽいかなといった感じでした。
▼USBケーブル(6m)
付属のUSBケーブルです。
長さが足りないよりはいいですが、さすがに6mはちょっと長い気がしますね(笑)
僕のようにゲーム配信やボイスチャット用途で使う方は2mくらいのケーブルを別途用意した方が取り回ししやすいていいかもしれません。
▼説明書は日本語に対応しています。
▼マイクポーチ
持ち運び用のポーチが付属しています。
コンデンサーマイクはデリケートなものなのであまりもち運びはしない方がいいと思いますが、どうしてもという場合には付属のポーチが便利です。
PUレザーで質感が高いのでマイク以外の小物を入れて使うことも可能です。
3.マイクと三脚を取り付けてみる
▼三脚にマイクを取り付けてみます。
思ったよりもしっかりと安定しましたね。
上の写真ではやや後方に重心がかかるようにしているので、前方に重心がかかるようにしてみます。
▼前方に重心をかけてみました。
前方に傾けるのはこのくらいが限界でした。
といってもこんな角度で使う人もなかなかいないと思いますが(笑)
以前レビューしたオーディオテクニカのAT2020USB+は三脚が不安定でしたが、RODE NT-USBは安定しているので普通に使っていれば倒れる心配はないと思います。
4.PCで使ってみた感想
先ほども記載した通り、PCにUSBケーブルを繋ぐだけですぐに使用することができます。
ただ、入力レベルがデフォルトでは50くらいになっていたので70くらいに上げると丁度良くなりました。
音質に関してですが、やはり安物のマイクとは比べ物にならないほど高音質です。
現在ゲーム配信やボイスチャットに安物のマイクをつかっているならNT-USBを使うことで音質面でのクオリティはかなりアップするでしょう。
横についているダイヤルに目盛りがあるため現在のボリュームやバランスが一目見ただけでわかるのが予想以上に便利でした。
オーディオテクニカのAT2020USB+にもダイヤルが二つ付いていますが、そちらは目盛りがないのでボリュームをどのくらいにしているのかが回してみるまでわかりません。
▼オーディオテクニカ AT2020USB+
機能的には同等ですが、使い勝手はRODE NT-USBの方が確実に上だと思います。
5.RODE NT-USBをPS4で使えるか検証
PS4本体にブロードキャストや録画機能が搭載されてからゲーム配信をする方が本当に増えました。
中には配信のクオリティを上げるためにコンデンサーマイクやダイナミックマイクを使いたいと考えている方もいるかと思います。
しかしPS4はPCと違ってドライバをインストールすることができないため、基本的にオーディオインターフェースを接続しても反応しません。
そこで便利なのがUSBマイクです。
オーディオテクニカのAT2020USB+はPS4で使用することができたため、RODE NT-USBも使用できるのではないかと思い試しに接続してみました。
▼PS4でも問題なく認識されました。
もちろんヘッドホンを接続するとゲーム音を聞くことも可能です。
かなり集音性が高いため、音量についても特に問題ありませんでした。
音質についてですが、一般的なマイクよりはいいと思いますが、PC接続時に比べるとそこまで良くはない印象でした。
ただマイク本体のダイヤルでボリュームをコントロールできるのはかなり便利だと思います。
6.マイクアームを使うとさらに便利になります
RODE NT-USBは三脚と組み合わせると結構な大きさになります。
▼計ってみると高さ30cmくらいになりました。
設置するデスクの大きさにもよりますが、スペースや利便性を考えるとマイクアームを使用すると便利です。
▼マイクアームに取り付けてみました。
マイクアームに付けるとスぺースの節約になりますし、見た目もスッキリします。
さらに位置を自由に変えることができるため非常に便利です。
三脚に取り付けてデスクに置くよりも口元に近づけて使用することができるため、マイク入力音量をそこまで上げなくても十分声を拾ってくれてより高音質に使うことができます。
RODE NT-USBに限らず、コンデンサーマイクやダイナミックマイクを使用する方は一つ持っておくと便利ですよ。
今回の記事は以上になります。
お読み頂きありがとうございました^^
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