どうもさっさんです^^
iPhone 7以降イヤホンジャックが廃止されたことにより、Bluetoothワイヤレスイヤホンが爆発的に普及しました。
そしてその中で最も人気の高い製品と言えばやはりAppleのAirPodsでしょう。
僕はいくつかワイヤレスイヤホンを持っていますが、付け心地や音質、デザインや機能性を考えるとAirPodsが最も優れていると思います。
ただ、AirPodsにもいくつか弱点があり、インナーイヤー型による遮音性の低さや、内蔵バッテリーの容量の少なさに不満を持っている方は多いのではないでしょうか。
そこで僕が注目したのがAVIOTのTE-D01gです。
予約の殺到により(?)発売が延期されていましたが、先日やっと我が家に届きましたので本記事でレビューしていきたいと思います。
1.AVIOT TE-D01g について
TE-D01gとは、2019年5月31日にAVIOTから発売されたBluetooth完全ワイヤレスイヤホンで、AirPodsと同じようにイヤホン本体とケースにそれぞれバッテリーが搭載されています。
最近では各オーディオメーカーから数多くのワイヤレスイヤホンが販売されるようになったため、このタイプのイヤホンは特に珍しくありませんが、国内メーカーの製品で1万円以内というのはかなり珍しいと思います。
カラーバリエーションは4種類で、ブラック・ネイビー・アイボリー・パールホワイトから選ぶことができます。
イヤホン単体での音楽再生時間は最大10時間で、これはAirPodsの約2倍です。
また、AirPodsは内蔵バッテリーで充電することにより最大24時間音楽再生が可能ですが、TE-D01gはその倍以上の最大50時間音楽再生が可能になっています。
さらにTE-D01gはIPX7の防水機能を有しているため、急な雨やスポーツ中の汗に濡れても問題なく使用することができます。(IPX7ならイヤホンをつけたままシャワーを浴びても大丈夫らしいです)
もちろん音質面でも一切のを妥協せず、最新SoC、QCC3020と、厳選したグラフェンコーテッドスピーカーを採用し、日本人の聴覚特性に合わせて丁寧にチューニングされています。
- クラストップクラスの高音質
- イヤホン単体で10時間、ケース内蔵バッテリーと合わせて最大50時間のスタミナバッテリー
- 快適な付け心地
- IPX7の防水性能
スペック
製品名 | TE-D01g |
---|---|
製品画像 | ![]() |
ドライバー | φ6mmダイナミック型 |
感度 | 91dB±3db |
インピーダンス | 16Ω |
最大入力 | 5mW |
搭載SoC | Qualcomm社製QCC3020 |
マイク | cVc8.0ノイズキャンセリング |
防水規格 | IPX7 |
バッテリー容量 | イヤホン片耳50mAh ケース550mAh |
通話時間 | 最大4時間 |
再生時間 | 最大10時間 ※apt-Xコーデックを使用した場合には、再生時間が2〜3割程度短くなります。 |
充電時間 | 約2時間 |
対応コーデック | AAC,SBC,aptX |
対応プロファイル | A2DP,HFP,HSP,AVRCP |
充電ポート | USB Type-C |
Bluetooth version | 5.0 |
Bluetoothマルチペアリング | 3デバイス |
価格(2019.6.16現在Amazon出品価格) | 8,726円 |
2.AVIOT TE-D01g 開封&外観チェック
▼外箱はこんな感じです。
▼中身を取り出し並べてみます。
内容物一覧
- イヤホン本体
- バッテリー内蔵ケース
- USB Type-Cケーブル
- 標準イヤーピース S/M/L(Mサイズはイヤホンに装着済)
- ウレタンフォーム S/M
- マニュアル・保証登録カード
▼それではイヤホン本体を詳しく見ていきましょう。
▼外側から見ると楕円形になっていて、金メッキで高級感のあるデザインです。
下側にはマイクが付いています。
▼内側には充電用の端子が付いています。
また、左右を判別するためのRLの文字と、技適マークがプリントされています。
▼次に収納ケースを見てみましょう。
前面にはケースのバッテリー残量を示す4つのランプが配置されています。
▼左右にはAVIOTのマークがあります。
▼背面には充電用のUSB Type-C端子が配置されていました。
▼マグネット式の蓋を開くとイヤホンを収納するためのくぼみがあり、左右が判別しやすいようイヤホン本体と同じようにLRのプリントがされていました。
ケースはプラスチック製で、作りはしっかりしていますが質感はあまり高くないと感じました。
ただ値段を考えるとこんなものかなと思います。
サイズはコンパクトで本体重量が軽いため、リュックなどに入れておいても邪魔になるということはないと思います。
▼続いて付属品を見てみましょう。


交換用のイヤーチップはシリコン製とウレタンフォーム製の2種類が付属しています。
僕の場合はシリコン製のSサイズがちょうど良かったです。
▼充電用のUSBケーブルはType-Cでした。
ACアダプターは付属していないので別途用意する必要があります。
3.AirPodsと比較してみた
▼左がAppleのAirPodsで右がTE-D01gです。
ケースの大きさ的にはAirPodsの方がコンパクトですが、そこまで大きな違いはないので個人的にはあまり気になりません。
▼ケースの蓋はどちらもマグネット式で使いやすいです。


収納する際はケースと本体にそれぞれLRと記載されている分TE-D01gの方がわかりやすい印象です。
▼AirPodsがインナーイヤー型に対してTE-D01gがカナル型なので装着感にはかなりの違いがあります。
僕はインナーイヤー型が好きでゲームや動画編集の際にインナーイヤー型のイヤホンを使っていますし、ワイヤレスイヤホンもAirPodsを一番長く使っているので個人的にはAirPodsの方が付け心地はいいと思いますが、これは慣れの問題だと思います。
音に関してですが、AirPodsが低音域から高音域までしっかりと鳴らしてくれる(低音がやや強いかもですが)のに対して、TE-D01gはやや高音よりで若干シャリシャリ感があるような気がします。
僕は中華製のワイヤレスイヤホンもいくつか持っているんですが、それらは低音が非常に弱く、かなり高音よりですが全体的に音はクリアでなかなか聞きやすい音を鳴らしてくれます。
TE-D01gはどちらかというと中華製イヤホンに近い印象で、ただし中華製イヤホンよりも低音域が強く、全体的に完成されたワンランク上の音という感じです。
ある程度低音は強い方が好みというならAirPodsの方がいいと思いますが、あまりこだわりがない方であればTE-D01gは低価格でなかなかいい製品ではないかと思います。
4.まとめ
- 国産メーカーのイヤホンでありながら9,000円弱
- バッテリーはイヤホン単体で最大10時間、ケースと合わせて最大50時間使用可能
- IPX7の防水性能でスポーツなどに最適
これらのことを考えるとTE-D01gはかなり優れたイヤホンではないかと思います。
さすがに2~3万円もするような高級イヤホンには音質面で敵わないと思いますが、ワイヤレスイヤホン初心者や、ある程度の音質とスペックがあれば十分というならTE-D01gは有力な選択肢になると思います。
比較的安価な国産イヤホンに興味のある方は是非チェックしてみてください。
今回の記事は以上です。
お読みいただきありがとうございました。