さっさん部ログ

ブロガー兼YouTuberのさっさんによるガジェットレビューブログです

爆発的な人気を誇るSteelSeries APEX PRO TKLを1か月間使って感じたメリットとデメリットについて

f:id:sassan9:20191224025258p:plain

どうもさっさんです^^

2019年末に発売されて爆発的な人気を誇るSteelSeriesのAPEX PRO TKLを使い始めて1か月が経過したので、その上で感じたメリットとデメリットについてまとめてみたいと思います。

APEX PRO TKLの開封レビューはこちら↓


 

APEX PRO TKLについて

f:id:sassan9:20191212005539j:plain

APEX PRO TKLとは、SteelSeriesから2019年12月18日に発売されたテンキーレスのゲーミングキーボードで、記事執筆時点で(2020年1月28日)発売されている他社製のゲーミングキーボードを含めても最高の性能を誇り、高価格帯の製品ながらも購入者はかなり多いです。

最大の特徴はSteelSeriesオリジナルキースイッチ「OmniPoint Adjustable Actuation Switches(以下略:OmniPointスイッチ)」を採用している点で、一般的なメカニカルスイッチはアクチュエーションポイント(キーを押し込んだ時に反応する深さ)が固定されていますが、このキースイッチはPCの設定ソフト、または本体右上のダイヤルとボタンの操作でアクチュエーションポイントを0.4mmから3.6mmの間で変更することができます。(10段階設定)

今まで発売された他社製のゲーミングキーボードはアクチュエーションが浅いものでも1.0mm程度だったので、それらに比べて応答速度がかなり早くなっています。

また、タイピング時にはアクチュエーションを深めに変更することでミスタイプをしにくくすることも可能です。

さらに、あらかじめ設定しておくことで起動しているソフトに合わせてプロファイルを自動的に切り替えるようにもできて非常に便利です。

それと僕は全く使っていませんが、右上に配置されたOLEDディスプレイで対応したアプリの通知を確認したり、好みの画像を表示させておくことなどが可能です。

  • アクチュエーションポイントを変更可能なSteelSeries独自のメカニカルスイッチ
  • OLEDディスプレイを搭載
  • パームレスト付属
  • 表面素材に航空機グレードのアルミニウムを採用

スペック

製品名 SteelSeries Apex Pro TKL
製品画像
キースイッチ OmniPointメカニカルスイッチ
アクチュエーションポイント 0.4mm~3.6mm
押下圧 45g
耐久性 1億回
表面素材 アルミ
寸法 幅:355.33mm
奥行:139.26mm
高さ:40.44mm
発売日 2019年12月18日
価格(2020年1月28日現在Amazon出品価格) 26,260円

Apex Pro TKL

▼開封レビュー動画↓

 

APEX PRO TKLを1か月間実際に使って感じたメリット

OmniPointスイッチが素晴らしい

僕は買う前から右上のディスプレイにはそれほど興味がなくて、それよりもOmniPointスイッチで設定を変えながら使えることに魅力を感じていました。

そして実際に1か月間使ってみて、このキースイッチは本当に素晴らしいと感じました。

ゲーム中は他社が採用している従来のスピード軸よりもはるかに応答速度を早く設定できて、しかもこのようにブログを書いたりと文字入力をする場面では自動的に深めのアクチュエーションポイントに切り替えられる(事前に設定が必要ですが)のが本当に便利です。

もちろんアクチュエーションポイントだけでなく、キーの割り当てやマクロ、バックライトのイルミネーションなども起動するソフトに合わせて自動変更が可能です。

着脱式のパームレストが付属している

ゲーミングキーボードは他社からもたくさん発売されていますが、意外にパームレストが付属しているものは少ないんですよね。

それに付属していても着脱が面倒なものがほとんどです。

しかしAPEX PRO TKLに付属しているパームレストはマグネット式になっているのでものすごく簡単に着脱が可能です。

また、パームレストの表面はゴムのような感じなのでクッション性も高く、長時間作業をしていても僕の場合は手が痛くなることは全くありませんでした。

テンキーがないのはゲーム用途ではかなり快適

これはテンキーレスキーボード全般に言えることなのですが、ゲーム用途ではテンキー付きキーボードよりもテンキーレスキーボードの方がはるかに快適です。

理由はテンキー付きの場合両手を大きく広げる必要があるからです。

しかしテンキーレスの場合は10cmほどスペースが節約できるため、より自然な態勢でゲームができますし、その分デスクを広く使うこともできます。

以前YouTubeで「文字入力でテンキーが欲しくならないんですか?」とコメントされた方がいたんですが、僕の場合は数字をそこまでたくさん入力することがないので問題ないですね。

というか僕的には数字の入力も慣れればテンキーじゃなくても全く問題ないです。

 

APEX PRO TKLを1か月間実際に使って感じたデメリット

パームレストがパカパカする

これは開封レビュー時にも気になったんですが、キーボード底面の角度調整スタンドを立てた状態であればパームレストが安定していて、角度調整スタンドを寝かせた状態で使うとパームレストの手前部分が少し浮いた状態になって押すとパカパカします。

正直今では慣れてあまり気にならなくなりましたが、できれば寝かせた状態でもパームレストがしっかりとデスクにくっついてて欲しかったですね。

キーを押し込んだ時にバネが響くような音がする

他のキースイッチの音と聞き比べるとよくわかるんですが、APEX PRO TKLに採用されているOmniPointスイッチは押し込んだ時にわずかですがバネの音が響きます。

文字で伝えるのが難しいのですが、気になる方は気になるかもしれません。

まぁ僕が神経質なだけかもしれませんが(笑)

やっぱり値段が高い

テンキーレスキーボードで2万円台後半というのは他社製品にくらべてかなり強気な価格設定だと思います。

僕は買って全然後悔していませんし、実際に使えばほとんどの方はすごく気に入ると思いますが、やはり買うのに躊躇する方は多いでしょうね。

「どうしてもこの金額は出せない」「もっとコスパを重視したい」というのであればHyperXのAlloy Origins Coreなんかがおすすめです。

Alloy Origins Core

 

まとめ

f:id:sassan9:20191224023328p:plain

気になった点もいくつかあるものの、全体的に見ると本当に素晴らしい製品だと思います。

僕が今まで使ってきたキーボードの中でNo.1と言っていいでしょう。

値は張りますが本当にいいキーボードが欲しい方にはAPEX PRO TKLをおすすめします。

Apex Pro TKL

▼APEX PRO TKLの3週間レビュー動画はこちら↓

 

今回の記事は以上です。
お読みいただきありがとうございました。

さっさんのTwitter

さっさんのYouTube