どうもさっさんです^^
2018年後半からYouTubeに頻繁に動画投稿するようになり、カメラや照明など必要な撮影機材を一通り揃えたんですが、初めて買った三脚に不満があったため先日Manfrottoの『befreeアドバンス アルミニウムL三脚キット』を購入しました。
ということで今回は以前の三脚との比較を交えながらbefreeアドバンス アルミニウムL三脚キットをレビューしていきたいと思います。
- 1.三脚買い替えの経緯
- 2.Manfrotto befreeアドバンス アルミニウムL三脚キットとは?
- 3.『Befree』開封&外観チェック
- 4.自由雲台をSLIKのSBH-150 DQ Nに交換
- 5.実際にBefreeを撮影に使ってみた感想
1.三脚買い替えの経緯
僕がYouTubeの動画撮影用に初めて買った三脚はSLIKのGX 6400というAmazonでレビュー数が300件を超える、非常にコスパに優れた人気製品です。
▼SLIK GX6400
価格は3,250円(2019.1.8現在Amazon出品価格)で、最低高45.5cm 全高154cm 重量1.24kgです。
▼伸縮はワンタッチで行えるレバーロック式を採用しています。
僕の用途では高さは十分で、価格の割に使い勝手はなかなか良かったのですが、唯一雲台に不満がありました。
▼GX 6400の雲台
一見特に問題ないように見えますが、実際にカメラを乗せてみるとなぜか微妙に斜めになっていて並行がとれません。
雲台の交換に対応している三脚なら良かったのですが、GX 6400は雲台の交換には対応していないため買い替えを決意しました。
ただ、もしかしたら雲台に個体差があり僕が持っているGX 6400だけ傾きがあるのかもしれませんし、Amazonの評価は4.3と非常に高いので初めての三脚として試してみたいという方にはいい製品だと思います。
2.Manfrotto befreeアドバンス アルミニウムL三脚キットとは?
befreeアドバンス アルミニウムL三脚キット(以下略:Befree)とは、2018年3月に撮影用機材メーカーで人気のManfrottoから発売された製品です。
縮長は40cmと非常にコンパクトですが、全伸高は151cmまで伸ばせます。
耐荷重8kgと大きめの一眼カメラはもちろん、外付けマイクやモニターの取付にも十分対応できそうです。
ただ、トラベル三脚でありながら重量は1.59kgとやや重さがあるため女性が持ち運ぶには少し大変かもしれません。
- 縮長40㎝のまま、耐荷重8kgに進化したトラベル三脚、befreeアドバンス
- 使いやすくなったレバー式(QPLトラベルレバー)
- 新雲台パンロック、フリクション、ティルトロックの3つレバーでコントロール
- 回転型から、下スライド型に設計変更。耐久性向上、直感的に使えるセレクター
- イタリア製
製品名 | befreeアドバンス アルミニウムL三脚キット ブラック |
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製品画像 | |
重量 | 1590g |
シリーズ | Befree Advanced |
素材 | アルミ |
最大耐荷重 | 8kg |
最低高 | 40cm |
全伸高 | 151cm |
センターポール収縮時の全伸高 | 128cm |
格納高 | 40cm |
雲台タイプ | ボール雲台 |
脚段数 | 4 |
脚ロックタイプ | レバーロック |
価格(2018.1.8現在Amazon出品価格) | 20,111円 |
3.『Befree』開封&外観チェック
▼外箱はこんな感じです。
▼中身は専用ケースに全て収納されていました。
▼専用ケースの中身を取り出しました。
内容物一覧
- Befree 本体
- クイックリリースプレート
- 調整用工具
- 説明書類(日本語対応)
▼Befree本体を詳しく見てみましょう。
3,000円と20,000円の製品を比べるのはどうかと思いますが、見た目から全然質感が違うという印象を受けました。
Befreeno先進的で今風なデザインは好みが別れるかもしれませんが、個人的にはかっこいいと思います。
▼脚は回転して開くようになっています。
▼3本開くとこんな感じになりました。
▼センターポールは下にスライドしてさらに低くすることもできます。
▼脚の伸縮固定はレバーロック式になっています。
▼脚の付け根部分にはイージーリンクというアクセサリー接続用の3/8メスネジが配置されています。
別売りのアームを介してLEDライトやモニター等を接続可能です。
▼こちらが付属の雲台です。
▼クイックリリースプレートはコイン式ではなく手回しで固定できるようになっています。
▼自由雲台にはロックダイヤルが大小2つ付いています。
小さい方を緩めると雲台を回転することができます。
▼大きい方を緩めるとボールを動かすことができます。
4.自由雲台をSLIKのSBH-150 DQ Nに交換
Befreeに付属の雲台は耐荷重8kgと作りがしっかりしていますし、クイックリリースプレートは手回しで固定できるため使い勝手も良さそうなのですが、水平器が付いていないというのが気になりました。
モニターにグリット線を表示すれば特に問題ないかもしれませんが、僕はその辺も拘りたかったので自由雲台を水平器付きのものに付け替えることにしました。
▼購入したのはSLIKのSBH-150 DQ Nです。
こちらもクイックリリースプレートは手回しでの取付が可能で、利便性は付属の自由雲台と同等程度だと思います。
▼Befreeに取り付けてみました。
▼SLIKのSBH-150 DQ Nには2軸水準器が付いているため水平出しもばっちりです。
しかし、こちらは耐荷重が2.5kgまでとなっているので、フルサイズ一眼に外付けマイクやモニターを付けるような本格的な構成には対応できないと思います。
「カメラとマイクだけででラフに使いたい」というアマチュア的な使い方をする場合には適した製品だと思います。
5.実際にBefreeを撮影に使ってみた感想
実際に僕が普段撮影に使っているGH5を取り付けてみました。
脚を全開に伸ばしてみてもぐらつきなどは一切なく、かなりしっかりしている印象です。
レバーロック式で使い勝手がよく、脚を三本別々の長さに調整してもSLIKのSBH-150 DQ Nの水平器で簡単に水平出しができます。
縮長40cmとコンパクトで大きめのリュックなら問題なく収納できるため、重さを我慢できるなら旅行などに持っていくにも適していると思います。
購入からしばらく使っていますが、今のところ特に不満点などはないですね。
少し値は張りますが、収納時はコンパクトで全伸高は151cm、見た目も作りもしっかりした非常に完成度の高い三脚だと思います。
今回の記事は以上になります。
お読み頂きありがとうございました^^