どうもさっさんです^^
ゲーミングデバイスやゲーミングヘッドセットで人気のメーカーと言えばやはりKingstonのHyperXシリーズは外せません。
HyperXのヘッドセットは安いものだと4,000円台から購入可能で、音質はもちろんデザイン性にも優れているため、PC・CS機を問わず使用者は非常に多いです。
僕もHyperXのヘッドセットはいくつも持っているんですが、その中で以前レビューした『HyperX Cloud Stinger Wireless』のPC向けモデルが発売されましたので、本記事でレビューしていきたいと思います。
HyperX Cloud Stinger Wireless(PS4向け)のレビュー記事はこちら↓
- HyperX Cloud Stinger Wireless(PC)について
- HyperX Cloud Stinger Wireless(PC) 開封&外観チェック
- マネキンを使って装着イメージをチェック
- HyperX Cloud Stinger Wireless(PC)を実際にゲームで使ってみた感想
HyperX Cloud Stinger Wireless(PC)について
HyperX Cloud Stinger Wireless(PC)とは、2019年7月22日にKingstonのHyperXシリーズから発売されたワイヤレスゲーミングヘッドセットです。
基本的な仕様は以前発売されたPS4向けのHyperX Cloud Stinger Wirelessと同じですが、イヤーカップの周りにあったブルーのラインがブラックに変更され、パッケージのデザインを変更したことによってPCユーザーにもアピールしていく方針のようです。
個人的な予想ですが、ブルーのラインが入っているとどうしてもPS4のイメージが強かったので、それを払拭するためのカラバリ追加なのだと思います。
このヘッドセットのベースは2018年4月に発売されたHyperX Cloud Stinger Coreで、そちらは4,000円台という低価格でありながら高い品質を実現していたため本記事執筆時点でも非常に人気の高い製品となっています。
HyperX Cloud Stinger Wireless(PC)はワイヤレス化したことと、細かな変更を加えられたことによって価格は約15,000円と安いとは言えませんが、全体的な品質が向上していることやワイヤレスの快適性を考えると妥当な価格設定になっていると思います。
- 信頼性の高い2.4GHzワイヤレス接続
- 最大17時間持続の安心バッテリー
- 回転式イヤーカップ
- USB接続だけで使用できるため初心者でも安心
- マイク跳ね上げでミュートが可能
スペック
製品名 | HyperX Cloud Stinger Wireless(PC) |
---|---|
製品画像 | |
ヘッドホン | |
ドライバー | ネオジム磁石、ダイナミック50mm径 |
タイプ | サーカムオーラル、密閉型 |
周波数応答 | 20Hz~20,000 Hz |
インピーダンス | 32 Ω |
音圧レベル | 109dBSPL/mW (1kHz時) |
T.H.D | 2%未満 |
マイク | |
方式 | エレクトレットコンデンサーマイク |
極性パターン | ノイズキャンセリング |
周波数応答 | 100Hz~7,000 Hz |
感度 | -47dBV (0dB=1V/Pa、1kHz時) |
その他 | |
重量 | 270g |
充電用USBケーブル | 1m |
バッテリーの駆動時間 | 17時間 |
ワイヤレスレンジ | 2.4GHz 最大12メートル |
価格(2019.7.24現在Amazon出品価格) | 14,980円 |
HyperX Cloud Stinger Wireless HX-HSCSW2-BK/WW
- 出版社/メーカー: キングストンテクノロジー
- 発売日: 2019/07/22
- メディア: Personal Computers
HyperX Cloud Stinger Wireless(PC) 開封&外観チェック
▼外箱はこんな感じです。
PS4向けのHyperX Cloud Stnger Wirelessは白と青のパッケージでしたが、こちらは白と赤になっています。
▼中身を取り出し並べてみます。
内容物一覧
- HyperX Cloud Stigner Wireless(PC)本体
- USBレシーバー
- 充電用USBケーブル
- 説明書等
▼それではヘッドセット本体を見ていきましょう。
▼こちらが左側のイヤーカップです。
HyperXのヘッドセットはマイクの取り外しが可能なものが多いですが、こちらは取り外しできないようになっています。
実際に手に持ってみるとわかるのですが、このヘッドセットは非常に軽いです。
一般的なワイヤレスヘッドセットはバッテリーを内蔵しているためどうしても重くなりがちですが、Cloud Stringer Wireless(PC)は約270gという軽量設計で長時間のゲームプレイでも頭や首に負担がかかりにくいようになっています。
▼左側イヤーカップの下部には充電用USB端子、電源ボタン、電源ランプが配置されています。
▼イヤーパッドはPUレザー製でクッション性の高いものを採用しています。
▼ヘッドバンドのクッションもイヤーパッドと同様にPUレザーを採用しています。
▼こちらは右側のイヤーカップです。
▼イヤーカップ右側の下部にはボリューム調整ダイヤルが配置されています。
このダイヤルを使うことによってわざわざPCでボリュームの上げ下げ行う必要がないため非常に便利です。
▼ヘッドバンドの調整は手動で伸縮させて使う一般的なタイプです。
▼イヤーカップは90°回転式になっていて、首にかけたときに邪魔になりにくくなっています。
▼マイクミュートは最近主流になりつつある跳ね上げミュート方式を採用しています。
ヘッドセットケーブルのインラインリモコンでミュートやボリューム調整を行う製品も多数ありますが、個人的にはインラインリモコンよりも跳ね上げミュートの方が操作はしやすいと思います。
ただ、先ほども記載した通り跳ね上げミュートを採用したヘッドセットはマイクを取り外しできないというデメリットもあります。
▼マイクはノイズキャンセリング対応のエレクとレットコンデンサーマイクで、かなり自由に曲げられるようになっています。
▼ヘッドセットを計ってみるとメーカー公称のスペックと同じく270gでした。
マネキンを使って装着イメージをチェック
▼正面
▼斜め
▼横
HyperX Cloud Stinger Wireless(PC)は「ゲーミング」ヘッドセットながらも非常にすっきりとしたシンプルなデザインを採用しています。
個人的にゴテゴテしたいかにも「ゲーミング」といったものよりこのくらいシンプルな方がかっこいいと思います。
HyperX Cloud Stinger Wireless(PC)を実際にゲームで使ってみた感想
HyperX Cloud Stringer Wireless(PC)をPC版のフォートナイトで使ってみました。
まず付け心地についてですが、側圧は若干強いと感じたものの本体が軽量なため長時間でも疲れにくく、快適にゲームを楽しむことができました。
また、僕は普段有線ヘッドセットを使うことが多いため、マウスやキーボードにケーブルが干渉してしまい、「ケーブル邪魔だなぁ」と感じることが多々あるのですが、HyperX Cloud Stinger Wireless(PC)はケーブルがないためマウスやキーボードに干渉せず、改めてワイヤレスヘッドセットの利便性を実感じました。
音質についてですが、全体的にクリアでゲーム音は非常に聞き取りやすいと感じました。
低音域が中音域と高音域に比べて強いので、ジャンルとしてはFPSやTPSで足音や銃声を重視するという方に向いているヘッドセットだと思います。
最後にマイクについてです。
形状的におそらく有線モデルのHyperX Cloud Stinger Coreと同じものを採用しているんだと思いますが、録音して聞き比べてみたところ無線接続のため音質が劣化するのか有線モデルの方がマイク音質はいいように感じました。
とはいうものの、ボイスチャット用途では必要十分な音質なのでそれについては問題ないと言っていいでしょう。
ただし、ゲーム配信などに使うのであれば個人的には別途マイクを用意した方がいいとは思います。
HyperX Cloud Stinger Wireless(PC)は設定ソフトが用意されていないため、イコライザーの変更やサラウンド機能には対応していませんが、中には「それらの設定が面倒」「簡単に使えた方がいい」という方も数多くいるので、どちらかというとそういった方に適したヘッドセットだと言えるでしょう。
HyperX Cloud Stinger Wireless HX-HSCSW2-BK/WW
- 出版社/メーカー: キングストンテクノロジー
- 発売日: 2019/07/22
- メディア: Personal Computers
今回の記事は以上です。
お読みいただきありがとうご座いました。