【HyperX Alloy Elite RGB レビュー】キングストンのフラッグシップキーボードが見た目も使用感も最高!! - さっさん部ログ
どうもさっさんです^^
今回はCOMPUTEX TAIPEI 2018で発表されたHyperXシリーズのゲーミングキーボード『Alloy FPS RGB』をレビューしていきます。
- 1.『Alloy FPS RGB』とは?
- 2.『Alloy FPS RGB』開封の儀
- 3.PCに接続してみる
- 4.打鍵感と押下圧について
- 5.専用ソフト『NGenuity』での設定について
- 6.まとめ
1.『Alloy FPS RGB』とは?
Alloy FPS RGBとは、COMPUTEX TAIPEI 2018でお披露目となったHyperXシリーズの英字配列フルサイズゲーミングキーボードで、2018年9月10日に発売された製品です。
既存のAlloy FPSをベースに、キースイッチをCherry MXからKaihua Electronics製のKailh Speed Silverに変更し、
また、バックライトが赤色LEDからRGB LEDに変更され、自分好みにカスタマイズしたり、プロファイルごとに変更が可能になっている点も特徴の一つです。
- Kailh Speed Silver採用メカニカルキーボード
- テンキー付き
- 英字配列
- USBケーブル取り外し可能
- スマートフォン充電用USBポート付き
- RGB対応
- 3プロファイル保存可能なオンボードメモリ搭載
スペック
製品名 | Alloy FPS RGB |
---|---|
製品画像 | |
接続インターフェース | USB |
キースイッチ | メカニカル(Kailh Speed Silver) |
押下特性 | 40g |
アクチュエーションポイント | 1.1mm |
ロールオーバー数 | Nキー |
フォームファクター | フルサイズ(英字配列) |
メディアキー | セカンダリ |
Ngenuity | 対応 |
USB2.0のパススルー | モバイル機器の充電専用 |
ケーブルの種類 | 布巻き、取り外し可能、長さ1.8m |
サイズ | 幅:442.26mm 奥行き:129.81mm 高さ:35.59mm |
重量 | 1,100g |
価格 | 18,152円(2018.10.17日現在Amazon価格) |
2.『Alloy FPS RGB』開封の儀
▼外箱はこんな感じです。
▼中身を取り出し並べてみます。
内容物一覧
- Alloy FPS RGB 本体
- USBケーブル
- メッセージカード
- サポートURL記載カード
- クイックスタートガイド
▼Alloy FPS RGB 本体を詳しく見ていきます。
▼キートップを外すとKailh Speed Silverが確認できます。
▼テンキー上部には現在の設定を確認できるステータスランプが配置されています。
写真では電源が入っていないため光っていませんが、『A』がCAPSLOCKの状態、『1』がNUMLOCKの状態、『G』がゲームモードの状態を示すランプになっています。
▼さらに奥側にはUSBケーブルを差し込む端子と、モバイル機器充電用のUSBポートが配置されています。
▼『Fn』キーを押しながらF1~F3を押すとオンボードメモリに保存してあるプロファイルを切り替えることができます。
▼英字配列なのでひらがなが印刷されておらず、スッキリしたデザインです。
ただ、一般的な日本語配列キーボードと操作感は少し異なりますので、英字配列のキーボードを使用したことが無い方は慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。
▼付属の取り外し可能なUSBケーブルです。
キーボードとの接続端子はUSB Mini-Bです。
PC接続はUSB2.0で行い、モバイル機器充電用ポートを使用する場合のみ2本接続します。
▼クイックスタートガイドは残念ながら日本語には対応していませんでした。
3.PCに接続してみる
USBケーブルでPCに接続するとキーボードに電源が入りカラフルに光りました。
▼デフォルトでは左側からゆっくり色が変わるようになっていてすごくきれいでした。
▼ちなみにキーボードの裏側のスタンドを立てることで奥側の高さを出すことも可能です。
個人的にはスタンドを立てたほうがタイピングしやすかったです。
4.打鍵感と押下圧について
Alloy FPSや他のHyperXシリーズのキーボードは冒頭でも記載した通りキースイッチにCherry MXを採用していました。
▼Cherry MXでゲーミングキーボードに採用されているのは青軸・茶軸・赤軸が多いです。
しかし今回レビューしているAlloy FPS RGBはKailh Silver Speedが採用されています。
おそらくですが、これから発売されるHyperXシリーズのキーボードに採用されるキースイッチはKailh Silver Speedが多くなっていくのではないでしょうか。
そこで、今まで採用されていたCherry MXとKailh Silver Speedの仕様を表にして比較してみます。
スイッチ名 | Cherry MX Blue | Cherry MX Brown | Cherry MX Red | Kailh Silver Speed |
---|---|---|---|---|
スイッチ画像 | ||||
クリック感 | あり | あり | なし | なし |
押下圧 | 50g | 45g | 45g | 40g |
アクチュエーションポイント | 2.2mm | 2.0mm | 2.0mm | 1.1mm |
合計移動距離 | 4mm | 4mm | 4mm | 3.5mm |
ストローク耐久 | 最大5,000万回 | 最大5,000万回 | 最大5,000万回 | 最大7,000万回 |
上記の表で分かる通り、Kailh Silver Speedはクリック感がなく、軽い押し心地で反応速度がCherry MXよりも早いのが特徴です。
Cherry MXは赤軸でも2.0mm押したところでキーが反応しますが、Kailh Silver Speedは1.1mm押したところで反応するため、オンライン対戦ゲームなどで使用する場合はKailh Silver Speedを使用するだけで有利ということになります。
といっても実際に使用するにはクリック感のありなし、押下圧の重さなどは個人の好みになるので、その辺はよく考えて決めるのがいいでしょう。
一番いいのは展示されている電気屋さんなどで実際に触ってみることです。
5.専用ソフト『NGenuity』での設定について
Alloy FPS RGBはHyperXデバイス専用ソフト『NGenuity』に対応しており、バックライトの光り方やマクロ、ゲームモード切替時の動作を設定することができます。
下記のリンクをクリックするとNGenuityのダウンロードリンクにジャンプします。
▼クリックすると下の画面になります。
ダウンロードをクリックし、NGenuityをインストールしましょう。
▼キーボードをPCに接続した状態でNGenuityを起動しました。
デフォルトのプロファイルをクリックし、カスタマイズから各種設定を変更することができます。
▼ライティングから光り方や色の変更が可能です。
▼ゲームモードでは、ゲームモード有効時に無効にするキーを設定することができます。
最後にマクロからキーの動作を変更することができます。
このキーボードは別途カスタムキーが付いているわけではないので、個人的にはマクロを使用する場面は少ないかなと思いますが、プロファイルを分けることも可能なのでゲームや動画編集など、必要に応じて使い分けるのもいいのではないかと思います。
6.まとめ
普段僕はCherry MX Brownを使っていたので、クリック感のなさと押下圧の軽さに初めは少し違和感を感じましたが、慣れると逆にスムーズなタイピング感が快適に感じられました。
また、キーを押したときの反応速度が確かに早く、例えばゲーム内での動き出しは一瞬ですが早くなると思います。
現在アクチュエーションポイントが深いキーボードを使用している方なら十分違いを実感できるのではないでしょうか。
カスタムキーやアームレストは付いていませんが、その分見た目がスッキリしています。
PCゲームをガチでプレイしている、ライバルに差を付けたいと考えている方には非常に良いキーボードだと思います。
- PCでオンライン対戦ゲームをプレイしている
- メカニカルキーボードを検討中の方
- 主にゲームに使用
- タイプ音は静かな方がいい
- キーボードを持ち運ぶことがある
- テンキーが必要
▼HyperX Alloy FPS RGBを動画でレビューしました。よろしければご覧ください。
今回の記事は以上になります。
お読み頂きありがとうございました。