どうもさっさんです^^
ゲーミングヘッドセットで人気のメーカーと言えば、KingstonのHyperXシリーズを思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。
有名なゲーミングブランドは比較的値段の高い製品が多い中、HyperXは低価格なヘッドセットもラインナップされていて、現在Amazonで販売されているHyperX Cloud Stinger Coreなら約4,000円で購入可能と非常に高いコスパを実現しています。
そして先日、HyperX Cloud Stinger Coreのワイヤレスモデル『HyperX Cloud Stinger Wireless』が発売されたので、本記事でレビューしていきたいと思います。
- 1.HyperX Cloud Stinger Wirelessについて
- 2.HyperX Cloud Stinger Wireless 開封&外観チェック
- 3.有線モデルのHyperX Cloud Stinger Coreとの違い
- 4.HyperX Cloud Stinger Wirelessを使ってみた感想
1.HyperX Cloud Stinger Wirelessについて
HyperX Cloud Stinger Wirelessとは、2019年1月18日に発売されたワイヤレスゲーミングヘッドセットです。
ベースは2018年4月9日に発売されたHyperX Cloud Stinger Coreですが、ワイヤレスになったこと以外にもいくつか見直された点があり、全体的に質感が上がっています
HyperX Cloud Stinger Coreは人気メーカーのヘッドセットでありながら低価格で人気の高い製品でしたが、やはりワイヤレス化によりある程度コストがかかるのか、本記事執筆時点(2019.2.15)ではAmazonで約15,000円で販売されています。
- 信頼性の高い2.4GHzワイヤレス接続
- 最大17時間持続の安心バッテリー
- 回転式イヤーカップ
- USB接続だけで使用できるため初心者でも安心
- マイク跳ね上げでミュートが可能
スペック
製品名 | HyperX Cloud Stinger Wireless |
---|---|
製品画像 | |
ヘッドホン | |
ドライバー | ネオジム磁石、ダイナミック50mm径 |
タイプ | サーカムオーラル、密閉型 |
周波数応答 | 20Hz~20,000 Hz |
インピーダンス | 32 Ω |
音圧レベル | 109dBSPL/mW (1kHz時) |
T.H.D | 2%未満 |
マイク | |
方式 | エレクトレットコンデンサーマイク |
極性パターン | ノイズキャンセリング |
周波数応答 | 100Hz~7,000 Hz |
感度 | -47dBV (0dB=1V/Pa、1kHz時) |
その他 | |
重量 | 270g |
充電用USBケーブル | 1m |
バッテリーの駆動時間 | 17時間 |
ワイヤレスレンジ | 2.4GHz 最大12メートル |
価格(2019.2.15現在Amazon出品価格) | 14,980円 |
2.HyperX Cloud Stinger Wireless 開封&外観チェック
▼外箱はこんな感じです。
▼中身を取り出し並べてみました。
内容物一覧
- Cloud Stinger Wireless本体
- USBレシーバー
- 充電用USBケーブル
- 説明書類
- サポートURL記載カード
- HyperXシリーズカード
▼Cloud Stinger Wireless本体を詳しく見ていきます。
HyperXは「赤と黒」というイメージが強い気がしますが、このヘッドセットは黒に青のラインが入っています。
赤と黒もかっこいいのは間違いないんですが、青も個人的にはかなりかっこいいと思います。
▼こちらは左側の画像です。
実際に手に持つとわかるんですが、これは本当に軽いです。
ワイヤレスヘッドセットはバッテリーを搭載しているため重くなりがちですが、Cloud Stinger Wirelessなら重さを気にする必要は全くないと思います。
▼イヤーパッドはPUレザー製でなかなか質感が高いです。
▼ヘッドバンドのクッションもPUレザー製です。
▼右側のイヤーカップの真下より少し後ろにボリュームコントロールダイヤルが配置されています。
こういったダイヤルがついているヘッドセットを使ったことがある方はわかると思いますが、「ちょっとゲーム音が大きいな」または「小さいな」というときに気軽に調整できて非常に便利です。
▼こちらが左側です。
左側のイヤーカップ真下には充電用のUSBケーブルが配置されており、その少し後ろに電源ボタンと充電状態を示すランプがあり、色によってバッテリー残量を4段階で判断することができます。
▼イヤーカップが90度回転するようになっているため、首にかけて少し休憩という場合にも邪魔になりにくくなっています。
▼画像では伝わりにくいかもしれませんが、ヘッドバンドは最大でこのくらい伸ばすことができます。
僕は頭が大きい方ですが、それでも問題なかったので「HyperX Cloud Stinger Wirelessが頭に合わない」というのは基本的にはないと思います。
▼マイクは跳ね上げでミュートできるようになっています。
上の画像の角度で「カチッ」という音がしてミュートになります。
有線ヘッドセットはケーブルの途中にリモコンを使ってマイクミュートにする製品が多いですが、このようにマイクを跳ね上げでミュートできる製品もいくつかあります。
これは好みがわかれるポイントではありますが、個人的にはマイク跳ね上げの方が使いやすいと思います。
▼マネキンに付けてみたいと思います。
見た目はなかなかかっこいいのではないでしょうか。
ゲーミングヘッドセットは変にゴテゴテしたデザインのものも多いですが、このヘッドセットはシンプルでスタイリッシュだと思います。
3.有線モデルのHyperX Cloud Stinger Coreとの違い
▼左がワイヤレス、右が有線モデルです。
遠くから見た感じではケーブルがあること以外はほとんど同じに見えますね。
▼イヤーパッドとヘッドバンド裏のクッションはワイヤレスがPUレザーなのに対し、有線モデルはメッシュになっています。
PUレザーは見た目の質感が非常に高いですが、夏場クーラーのない部屋などでは少し蒸れやすくなります。
それに対しメッシュ素材の場合、通気性はよくなりますが質感はどうしてもPUレザーよりも劣ってしまいます。
当たり前ですがヘッドセットはかっこいい方がいいと思うので個人的にはPUレザーの方がいいと思います。(ちなみに僕が普段ゲームをする部屋はエアコンが付いています)
▼ワイヤレスモデルのイヤーカップが90度回転するのに対し、有線モデルは回転しないようになっています。
▼ワイヤレスモデルのマイクは跳ね上げでミュート、イヤーカップ下のダイヤルで音量調整するのに対し、有線モデルはケーブル途中にあるリモコンで調整します。
4.HyperX Cloud Stinger Wirelessを使ってみた感想
HyperX Cloud Stinger Wirelessを使ってPS4のフォートナイトを遊んでみました。
実際につけてみるとケーブルが無いことと本体の軽さで、長時間付けていても重さによる疲れを感じることは全くなかったです。
また、このヘッドホン部分は密閉型で、さらにイヤーパッドがフィットするため外部の音をかなりシャットアウトしてくれます。
ゲーム中まわりの環境音で邪魔をされたくないという方には最適でしょう。
続いて音についてですが、FPSやTPSでの足音・銃声を意識しているのか、低音がやや強めです。
中音域から高音域についてもなかなかクリアで聞き取りやすい印象でした。
マイクはおそらく有線モデルのCloud Stinger Coreと同じものを採用していると思うんですが、PCで録音して聞き比べたところ、Cloud Stinger Coreの方が音質が良かったです。
これはおそらく接続したサウンドカードによる差が出たのだと思います。
Cloud Stinger WirelessはUSBレシーバーで接続するため、それ以外の方法で使うことができません。
しかし、有線モデルのヘッドセットであれば低価格な外付けサウンドカードはもちろん、音質のいいオーディオインターフェース(プラグインパワー対応製品)に接続することもできます。
僕はテストにYAMAHAのAG03というオーディオインターフェースに接続したので有線モデルの音質が良くなったのでしょう。
ただ、Cloud Stinger Wirelessも音質が悪いということではなく、ボイスチャットやゲーム配信では十分使えるレベルなのでその点は心配ないでしょう。
最後に側圧についてですが、HyperXの他のモデルに比べるとやや強いように感じました。(Cloud Stinger Coreと同等)
ただ、これについては僕が頭が大きいということもあると思いますし、「他のモデルと比べると」というだけの話なのでCloud Stinger Wirelessだけ使っていれば気にならないかもしれません。
もし側圧が心配ならサンプルを展示している店舗で確認してみるといいでしょう。
HyperX Cloud Stinger Wireless
HyperX Cloud Stinger Core
▼HyperX Cloud Stinger Wirelessを動画でレビューしました。
マイク音質の比較なども行っていますので是非ご覧ください。
今回の記事は以上になります。
お読み頂きありがとうございました。